世の中、不倫をしている人はたくさんいると思います。不倫というのはカップルのいずれか片方が既婚者である場合の恋愛関係です、W不倫というのは男女両方がそれぞれ配偶者を持っている状態の事です。ですから一般的に、W不倫は普通の不倫よりも厄介でストレスが多い恋愛関係となります。
お互いに家庭を持っていながら、それ以外の異性に夢中になってしまうこともあるでしょう。結婚してしまってから運命を感じる異性に出会うこともおおいにあり得ますから。
割り切って、W不倫を刺激たっぷりの恋愛ゲームの様に、楽しむだけのカップルもあるでしょう。夫婦関係になってしまえば、それ以前にどんなに盛り上がった恋愛をしていても、多少なりとも倦怠感を生じてしまうものです。そうすると外に刺激を求めたくなることもあります。
また、W不倫の関係にある男女のそれぞれの想いに偏りがあることもあります。いずれか片方は相手に夢中になって、離婚も辞さないというくらいのぼせ上がってしまう一方で、そのお相手のほうは完全に遊びだったりします。
W不倫と言ってもいろいろなカップルが存在するわけですが、そもそも不倫を始めるきっかけとはどんなものなのでしょうか。
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W不倫のきっかけ
先ほども述べましたが、どんなに熱烈な恋愛の黄金期を過ごしたカップルでも、結婚してしまうと恋愛の情熱がだんだん薄くなり、代わりに倦怠感や惰性感というものが生じてくるものです。
ここをどう努力して、いつまでも恋人時代のような新鮮感を持続できるかというのが夫婦関係を長続きさせるコツなのですが、そうとは分かっていても、相手がいることですので、自分ひとりの努力ではどうしようもない時もあります。 また、結婚してみると、今まで愛しくてたまらなかった部分が、欠点としてあらわになり、我慢できなくなることだってあります。
そうして、少しずつ相手に対する不満が蓄積されてくると、ストレスとなり、何か他の事で発散したくなってきます。それが例えば、仕事だったり趣味だったり育児だったりすると問題ないのですが、不倫という形で新しい世界を求めようとしてしまう人もいるのです。
そんな二人が社会に出て知り合ってしまうと、最初はたわいのない会話から、お互いの悩みを話したりして、打ち解けてしまうことがよくあります。もともと、それぞれ結婚生活について共通の悩みを抱えているわけですから、距離が縮まるのにも時間はかかりません。
二人の間に好意が芽生えると、あとは小さなきっかけで不倫関係になってしまうケースは、よくあります。たとえば、会社の飲み会の帰り。 お酒が入ると、誰でも気分が高揚し普段抑えていた感情を抑えきれなくなってしまうものです。そんな時、たとえそれがW不倫であっても、勢いで男女関係に発展してしまうことがあります。
また、出張や社員旅行などの非日常的イベントの時。このような時、二人ともお互いの家庭から何かしら切り離された空間にいることになります。この開放感で、思わず恋愛関係を始めてしまったというW不倫カップルは多いのです。
さらに、残業などの理由で、二人きり取り残された時。残業で帰りが遅くなるというのは、不倫カップルのよく使うアリバイですが、まさにこの瞬間に関係が始まることがあります。
このように、もともとお互い魅かれ合ってしまった男女は、ふとしたきっかけでW不倫に陥ることになるのです。
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W不倫の別れ方
W不倫というのは、両方に法的なパートナーがいるので、お互いかなり慎重にばれないようにしているものです。だいたい不倫というものは関係が始まると自分の配偶者に対して罪悪感を感じるものなので、妙に優しくなったり、良い夫や妻を演じてしまうものです。そうやって、家庭では良き夫(もしくは妻)を演じながら不倫関係を続けている人たちはたくさんいます。
W不倫の関係にあるもの同士は、互いに相手には迷惑をかけたくないと思っているものなので、デートも慎重に慎重を重ねて密会するはずです。それでも関係がばれる場合、それは往々にしてメールやメッセージなどの履歴からばれるケースか、知人に二人でいるところを目撃されるかのどちらかでしょう。
どちらかのパートナーに二人の関係が一度バレてしまった時、そこでW不倫の関係を終わりにすれば、最悪もう片方のパートナーにはバレないですむかもしれません。むしろ相手の家庭まで壊したくないという心理が働いて、単なる不倫よりも別れ話がさっさと進むことの方が多いように思います。しかし、そこで別れずにいると、イモヅル式に相手のパートナーにまで関係がばれてしまい、関係者全員を巻き込んで泥沼化することになります。そうなると離婚や慰謝料ということにまで話しが大きくなりますので、よほどの覚悟がない限り、バレてしまった時点で終わりにした方が良さそうです。
W不倫が成就するケース
W不倫を成就させることができるか、その可能性は非常に小さいですがゼロではありません。世の中にはW不倫の関係を数年続けた後、泥沼離婚を成立させ、不倫関係を成就させたというカップルがいます。
いま、あなたがW不倫中でその恋を成就させたいと思っているなら、W不倫の相手の気持ちを正確に推し量ることが大変重要です。最悪の場合、あなたがパートナーと離婚した後、W不倫の相手はなんだかんだ理由を付けて離婚せず、結局あなただけが傷つき、家庭も不倫も失ってしまうことになりかねません。
W不倫で成就したいと願うなら、不倫相手の気持ちをしっかり確認してから、行動を起こしましょう。
いったん、お互いの家庭を壊して、W不倫の相手と人生をやり直すことを決心したら、早く行動に移した方が良いです。子供がいる場合、子供が大きくなるのも待ってから、と考える人もいるでしょう。しかし、不倫後に再婚したカップルの場合、最もつらいのは相手がまた誰かほかの異性と不倫を始めてしまうのではないかという不信感です。
たとえば、ここに8年間W不倫の末、なんとかお互いの離婚が成立し、再婚した夫婦がいたとします。妻も夫もそれまではそれぞれのパートナーにたくさんのうそをついてきたことでしょう。人は何事にも慣れるものです。8年間うそをつき通してきたということは、かなり「うそをつく」という行為に対して罪悪感が薄れてくるものです。そうすると、いくら二人の新しい生活が幸せでも、ちょっとしたことで疑心暗鬼になってしまいがちです。
ですから、本当にお互いに家庭を壊していっしょになるという確認ができたのであれば、行動を起こすのは早いに越したことはないのです。うそをつく時間が短い方が健全なままでいられるのですから。
結婚生活といってもいろいろなパターンがあります。単身赴任でほとんど顔を合わせない夫婦や、別居中の夫婦、一緒に住んでいても夜の生活はおろかまともに会話もしない夫婦だっています。そんないろいろな夫婦関係があるなか、W不倫で再婚して必ず幸せになるとも、不幸せになるとも断言はできませんよね。
しかし、W不倫の場合、その関係を成就するにあたっては犠牲となるものはとても多いと覚悟しておきましょう。
W不倫の慰謝料は？
一般に不倫関係で、それが婚姻関係にあるパートナーにバレてしまった場合、その不倫関係によって精神的苦痛を与えられたとして、不倫をしていた側はパートナーから慰謝料を請求される可能性があります。そのパートナーはまた、不倫の相手側にも同様に慰謝料を請求できます。
W不倫の場合、不倫という行為によって精神的苦痛を受ける被害者が二人いることになります。そうすると、それぞれの配偶者からお互いの不倫相手へ請求される慰謝料で、結局相殺されることがあるようです。
ちなみに不倫(浮気)の慰謝料の相場は100万円から500万円と言われていますが、その人の資産や給与、不倫関係の年数によってもかなり異なってくるようです。
最後に
私も実は、W不倫の経験があります。相手の男性のことを本当に好きでしたが、その男性の奥様が妊娠したことを知って、きっぱり関係を清算しました。私の両親は、私が幼い頃に離婚しています。ですから私のせいで子どもに悲しい思いをさせるかもしれない可能性を、減らしたかったのです。
友人にも、不倫をしていた人や現在進行形でW不倫中のカップルがいます。 ここまで読んでくださったあなたが、もし今不倫関係にあるなら、私が言いたいのは、「お互い素敵な恋愛をしましょうね」ということです。
不倫にしろW不倫にしろ、つねに誰かにウソをつく機会が増えるものです。ウソにウソを重ねる状態というのは、決して健康的ではありません。だいたいにおいて、不倫にはポジティブなものよりネガティヴなことの方が多いものです。二重生活、自己嫌悪、猜疑心、自己逃避、罪悪感、焦燥感などなど。
女性には、誰にも「モテ期」というものがあります。20代初頭に来る人もいれば、40歳過ぎてから来る人もいます。でも、その期間はいつまでも続くものではありません。 もし、あなたが今「モテ期」にあって、不倫という遊びを楽しんでいるだけなら、それはちょっともったいないかなと思います。 私は、80歳になっても、90歳になっても、ずっと恋愛していたいと思っています。 あなたが、いい恋愛を経験して、いつも内側から輝いている女性でいられることを願っています。
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